まどろみ
月に何度か新幹線や飛行機に乗って 出張に行きます。 撮影してとんぼ返りということもしばしばだけれど、 基本、遠出大好きなので楽しんで行っています。
そして、私の中で乗り物に乗っている何時間かは 数少ない「許された時間」 「移動のためにここに閉じ込められているから、今は何もできない」 というあきらめの時間。 動ける状態にあると果てしなく動こうとする自分を 強制的にそこにとどまらせる時間です。
知らない街の暮れゆく景色を見ながら、 口半開きで ぼーーーっとしながら帰る。
尊い。
(無心)
真っ暗になる前の微妙な時間に列車に乗るのが
いちばんグッときます。
家にこのイスがあれば
もっとぼーーーっとできるんだろうか。
違うか。